『紙やすりのヤス』と『木球のタマ』
- CODOMONO sapporo
- 3 日前
- 読了時間: 2分
今日のSSTはこの2人のキャラクターを使って行いました。
まずは『紙やすりのヤス』
いつも強い言葉・きつい言葉を使ってしまいます。

こちらは『木球のタマ』
やさしいからか、ヤスにいつも強い言葉を使われてしまいます。

まずは本当の紙やすりをみんなで触り、ザラザラしていて痛いものとしてイメージしました。

続いて『紙やすりのヤス』と『木球のタマ』の紹介をしました。
みんなには傷つく言葉とはどんなものがあるかを挙げてもらいました。
「ばか」「しね」「きもい」たくさんの言葉が出てきました。
みんなももしかしたらヤスみたいになっちゃう時があるかな?

ここで一つみんなで確認したいことは、「傷つく言葉は相手だけでなく自分も傷つける」ということ。
強い言葉を遣う人も、心が疲れたり、お友達が離れていってしまったり、結果的には傷ついてしまいます。強い言葉を遣った後に「言いすぎちゃったな」「嫌われちゃったかな」と落ち込み、傷つくこともあるかと思います。
紙やすりと同じでどんどんボロボロになってしまいます。

逆に言われた方の気持ちも考えてみよう。
いつも強い言葉を遣われているタマはどんな気持ちになるかな?
「傷つく」「悲しくなる」
もちろんそうだよね。
ここでもみんなに覚えてほしいことがあります。
「きもい」と言われたらきもい人なのかな?
「ばか」と言われたらばかな人なのかな?
そんなことはないよね。

もし強い言葉を遣われることがあってもみんなの価値は下がらないし、ちゃんと良いところがあって変わらず大切な存在です。
そして嫌なことを言われたら我慢しなきゃいけないわけでもないし、言いたいことがあったら冷静に言い返したら良いと思う。
過去のSSTで話をした「6秒待つ」ことをここで使えばいいと思うと話してくれた子もいました。
木は削られたら綺麗になります。
タマもヤスにたくさん傷つけられたけどとってもピッカピカに。
傷つけられてもさらに強くなることができました。

最後にみんなでザラザラ言葉(強い言葉)を別の言い方に言い換える練習をしました。
「うるさい」は「もう少し静かにしてもらえるかな?」「少し声大きくなってるよ」
「下手だな」は「頑張れ」「手伝うよ!」「ここをこうしたら良いんじゃないかな?」

たくさんの上手な言葉かけをすでにみんなは知っていました。
みんなの周りが優しい言葉で溢れたら良いなと思います◎



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