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SST『じっくりミレー』

  • Watanabe
  • 2024年11月27日
  • 読了時間: 2分

今日はSSTの日です。

月に1回行っているけど、何のことか知ってるかな?

助けを求める言葉だと思っていた子もいましたが(それはSOS)SSTはソーシャルスキルトレーニングを略した言葉ですね。


「社会で人と人とが関わりながら生きていくために欠かせないスキルを身につける訓練」

11月は人の気持ちを想像するゲーム「じっくりミレー」を通して、遊びながら相手の気持ちを想像してみよう!



まずはグループの中で芸術家役を1人決めます。

芸術家は絵画の中から好きなものを1枚選び、好きな場所に額縁カードを置きます。


そして額縁の中にある絵を見て感じた気持ちを6つの中から1つ選びます。

芸術家役の子がどんな気持ちになったのかをみんなで想像するというルールです。


みんなは芸術家役の人に質問して、どんな気持ちになったのかを予想します。芸術家役の人は質問に答えても答えなくてもOK。

「この人たちはどこを見ていると思いますか?」

「この絵を見て一番目に入った部分はどこですか?」

みんな質問の仕方が上手でびっくり!答えを聞きながら各々予想をしていきます。


芸術家以外の子は1枚気持ちカードを出し、それを選んだ理由を発表。

最後に芸術家の気持ちカードをみて答え合わせをします。

芸術家の気持ちは「だいすき」でした。

「ドキドキ」が2人揃っていますが芸術家の気持ちとちがうので予想は外れということになります。


このゲームをしているとみんなの個性がたくさん見えました。

同じ絵ですが左は背景の建物に、右は中心にいる人物に額縁を置いています。

選んだ理由をきいて「なるほど!」と納得したり、「えー!」と意外な視点にびっくりしたり、自然に会話も盛り上がりました◎


絵の中のどこに焦点を合わせるかもそれぞれ。

たとえばこちらの絵には動物にナイフを刺す人と、動物たちの中心にいる人物がいます。

皆さんはどちらを見て感情が動きましたか?

この額縁を置いた子は、前の人に焦点を当てて「だいすき」と感じたようです◎


自分の意見は言えても周りの意見を聞けなかったり、相手の意見を否定したくなることもありますが、じっくりミレーでは自分以外の考えを聞くことを楽しんでいたように感じます。

こちらはドキドキ1人とよろこび3人になりました。

さぁ…芸術家役の子はどんな気持ちだったのかな?

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